

この記事では以下についてお伝えしています。
- 小泉農林水産大臣の問題発言・コンバインのレンタル・リースの内容
- 小泉農林水産大臣のコンバインのレンタル・リース発言に対する農家の非難のまとめ
- コンバインのレンタル・リース会社について
小泉農林水産大臣の問題発言・コンバインのレンタル・リースの内容

小泉農林水産大臣が経団連筒井会長と懇談後(2025年6月17日)に行った記者とのやり取りで問題発言が出た。
- 小泉農林水産大臣の問題発言
- 2,000万円のコンバインをたった1ヶ月しか使わないのに、普通買いますか?
- 買うのではなく、レンタルやリース、こういったことがサービスとして当たり前の農業界に変えていかなければ
- 建設業界ではレンタルやリースが当たり前である
小泉農林水産大臣のこの発言に対して農家の方々は非難ごうごうだ。
なぜならコンバインは、稲や麦などの穀物を収穫する際に使われる農業機械だ。
刈り取り、脱穀、選別の3つの作業を一台で済んでしまうのである。
従ってコンバインは一年のうち1カ月程度の期間しか使われず、近隣の農家と被ってしまい、コンバインを使う時期をずらすことは非常に難しいのだ。
それなのにコンバインを買うのではなく、
建設業界の重機などと同じようにレンタルやリースができるようにしたいと発言したことが非難の対象となってしまった。
小泉農林水産大臣のコンバインのレンタル・リース発言に対する農家の非難のまとめ
小泉農林水産大臣のコンバインのレンタル・リース発言は農家の実情を知らないとかなりの非難が集まった。

その非難の内容をまとめた。
- 非難のコメントをまとめると
- 時期が被るからコンバインをリースなんてできない。
- 農業を知らないから建設業界と一緒くたに考えているんだ。
- 経団連と話し合っても無意味だろう。

かなりのキツイ発言が多く、「舐めてんのか小泉進次郎」「親の七光り」「これが次の総理候補かよ」と辛らつだ。

コンバインがレンタル・リースできる会社
小泉農林水産大臣のコンバインのレンタル・リース発言が農業関係者から非難を浴びているわけだが、
その大半の理由は上記で述べたようにコンバインは時期が被るのでリースなんかできるはずがないと言うことです。
しかし本当にコンバインをレンタル・リースができないのでしょうか。

調べました。
結論から言うとコンバインのレンタル・リースはできます。
以下がコンバインがレンタル・リースできる会社になります。
- コンバインがリースできる会社
- クボタ農機シェアリングサービス(リース)
所在地: 地域ごとに所在地、電話番号は異なる。
お問合せ - RAKUtA(ラクタ、リース)
お問い合せ - JA三井リース株式会社
所在地: 東京都中央区銀座8-13-1 銀座三井ビルディング
TEL: 03-6775-3000
- クボタ農機シェアリングサービス(リース)
- コンバインがレンタルできる会社
まとめ:小泉農水大臣 コンバインのレンタル・リース発言で非難ごうごう
多くの非難は、コンバインはレンタルやリースなんかできるはずがないと言っているが、
以上のようにコンバインをレンタル・リースしている会社があるわけだから、一部の農業関係者が小泉の農林水産大臣を非難するのは少々的外れの気がする。
そして今回の懇談の相手は経団連筒井会長だ。
筒井会長は日本生命保険の会長などを歴任した金融業界出身者で、農業とは無縁の方である。
その懇談の後に、農業の、しかも大きな投資が必要となるコンバインのことについて小泉農林水産大臣が発言したので農業を軽んじていると思ったのではないだろうか。
建設業の重機や機器と同じように農業のコンバインが考えられては面白くないだろうが、
コンバインがレンタルやリースできる会社が今より増えれば、使い勝手が良くなるかもしれない。